差し引いて聞くと損

「主によって語られたことは
必ず実現すると信じた人は、
幸いです。」
(ルカ1:45
 
 
 
「いつもお世話になっております」
「毎度ありがとうございます」
「おかげさまで退院しました」
 
 
 
私たちが生活している社会では、
よく聞くご挨拶のことばです。
 
 
 
え、別にお世話してないけど?
このお店今日初めてだけど?
お見舞いもなにもしてないけど?
って思わなくもない。
 
 
 
たぶん言っている方も
ほんとにしてもらったとは
思ってないけど、
決まり文句みたいなもの。
 
 
 
だから聞く方も真には受けない。
聞いたことばを無意識に
30%、50%、
相手によっては70%差し引いて聞く。
 
 
 
ふだんの生活がそんなふうだと、
神さまのことばを聞いたときも
まともに受け取るよりは
無意識に差し引いてること、
あるかもしれません。
 
 
 
確かに人のことばは
そのとおりに受け取っちゃうと
損をすることがある。
 
 
 
でも神さまのことばは
差し引いて聞くと損をする。
 
 
 
なぜって神さまは
ぜったいにうそを言わないし、
言ったことはやる力も持っている。
 
 
 
クリスマスは
そのことを証明してくれた
ほんとうにあった出来事なのです。

ちゃんと同意を得て

 
「恐れることはありません。
…あなたは身ごもって、
男の子を産みます。」
(ルカ1:30,31
 
 
 
今、入院や手術をしようとすると、
けっこう大変。
次々にいろんな説明を聞かされ、
そのたびに
同意のサインを求められます。
 
 
 
あとから「聞いてなかった」
って訴える人がいたりするから、
まあ仕方ないんですね。
 
 
 
もちろんちゃんと聞いて
納得して。
っていうことがとっても大事。
 
 
 
救い主のお母さんになるマリアにも
神さまは
ちゃんと同意を求めました。
 
 
 
マリアの知らないうちに
子どもができてしまっていた。
というのではありません。
 
 
 
神さまはいつでも
「こうしようと思うけど
どうですか」
と聞いてきます。
 
 
 
そこで私たちがいやだと言うのに
無理やり何かさせるということは
決してありません。
 
 
 
でも確かなことは
神さまにどうですかと聞かれたら
わかりました。って言うことが
私たち自身の祝福になる
っていうこと。
 
 
 
なにか神さまに聞かれていることは
ありませんか?
ぜひ、はい、と返事をしましょう。

手に取って見れる

「いまだかつて神を見た者はいない。
父のふところにおられる
ひとり子の神が、
神を解き明かされたのである。」
(ヨハネ1:18
 
 
 
みなさんは
ネットで買い物、しますか?
 
 
 
ネットショッピングは便利。
出かけなくても
たくさんある商品を比べられる。
値段もお店に行くより
安いことがけっこうある。
 
 
 
ただし難点が、一つ。
実物を手に取れない、ってこと。
写真で見るしかないから、
届いてみたら思っていたのとちがった、
ってこともあります。
 
 
 
神さまの姿かたちを見た人は
だれもいない。でも
それを見えるようにしてくれたのが
クリスマスに生れてくれたイエスさま。
 
 
 
だからイエスさまを見れば、
神さまがどういう方なのかがわかる。
言ってみれば
イエスさまは手に取って見れる神さま。
 
 
 
私たちが救われるためなら
どんな犠牲も惜しまない。
天の栄光を捨てて
家畜小屋に生まれてもいいよ。
って言ってくれる。
 
 
 
神さまだから
暗いのも冷たいのも汚いのも臭いのも
感じなかった。んじゃない。
 
 
 
そういう目にあっても、
あなたを救いたい。
その思いを本当に行動に移してくれる。
 
 
 
もし自分の居場所が
家畜小屋しかなかったら。
それをよく考えてみると、
イエスさまを通して見える神さまの愛が
どんなにすごいかがよくわかります。

中村先生に思う

「ことばは人となって、
私たちの間に住まわれた。」
(ヨハネ1:14
 
 
 
アフガニスタンで
人道支援に尽くしてきた
中村さんというお医師さんが
銃撃されて亡くなりました。
 
 
 
中村さんはお医者さんだけど、
ただ病院で診療するだけじゃない。
「栄養失調や感染症予防には
十分な食料と水が重要」という考えで、
水確保に取り組んだ。
 
 
 
自分でも重機を運転して
いっしょに働き、
まさに一面茶色の砂漠のような場所を
緑豊かなところに変えたそうです。
 
 
 
中村さんは、
困っているアフガニスタンの人を助ける
という思いを
犠牲を惜しまず命をかけて
行動に移しました。
 
 
 
イエスさまが人となって
私たちの間に住んでくれたのも
まさに中村さんみたい。
(いや、ほんとうは中村さんが
イエスさまみたいなんだけど・・・)
 
 
 
ただひたすら私たちが
滅びから救われて助かるため
地上に来てくれました。
 
 
 
危険があるとわかってるけど
犠牲を惜しまず命をかけて。
 
 
 
砂漠のように渇いて
栄養失調や感染症状態になっている
私たちの心に
いのちの水をあたえてくれるために。
 
 
 
それをほんとに実行に移してくれたのが
クリスマス。
アフガニスタンの人たちが
「中村さんには感謝しかない」
と言ってるみたいに、私たちは
「イエスさまには感謝しかない」。
 
 
 
だからクリスマスは感謝のとき。

赤外線効果

「すべての人を照らす
そのまことの光が、
世に来ようとしていた。」
(ヨハネ1:9
 
 
 
私たちの目は光を感知して、
そこにものがあるのを
見ています。
 
 
 
でも実は
私たちの目には見えない光
もあるんですね。
X線、紫外線、赤外線…。
 
 
 
X線といえばレントゲン?
紫外線といえば日焼け?
どっちにしても
あんまりいいイメージなし。
 
 
 
一方赤外線は、
あらゆるものの熱を感知できるから、
赤外線カメラを使えば、
暗い場所でも
そこに物があることがわかります。
 
 
 
寒い季節には、
体を温めてくれるとも聞きます。
目には見えないけど、
ありがたい光です。
 
 
 
クリスマスに来てくれた
イエスさまの光も、
私たちの目には見えない。
 
 
 
でもイエスさまという光を通せば、
私たちの心になにがあるかが
はっきり照らし出される。
 
 
 
照らし出すだけで終わりじゃなく、
それをどうすればいいかも
教えてくれる。
受け入れると心があったまる。
それがイエスさまの光。
 
 
 
今週もこの光の効果が実感できる
1週間でありますように。