暗やみだけど暗くない
「あなたにとっては、闇も暗くなく、
夜は昼のように明るいのです。
暗闇も光も同じことです。」
（詩篇139:12）
聖隷福祉事業団の創設者
長谷川保さん。
昭和の初めころ、
死の病ということで行くところのなかった
結核の患者さんを引き受け、
お世話をしたのが
聖隷事業団のはじまりだそうです。
当時は、菌がうつる
と近所から相当の反対があったそうですが、
先生たちは負けませんでした。
今では事業全体が
ほんとうに大きく拡大し
だれもが認める一大事業団となっています。
その先生の行動のもとになったのが
このみことば。
神さまはどんな暗やみにも
そこにいっしょにいてくれる。
神さまがいれば
決して完全な暗やみにはならない。
それを困っている人に実践しました。
神さまは私たちとも
いつもいっしょにいてくれます。
そこが私たちにとっては
どんな深い暗やみに感じたとしても、
です。
神さまがいっしょにいてくれるかぎり
完全な暗やみはないのです。
この私ともいっしょにいてくれる。
そのことがわかりますように。
その事実が今日も1日
私たちの光となり、
希望となり、力となりますように。
足にひもが?!
「その後、神は
この国の祈りに心を動かされた。」
（Ⅱサムエル21:14）
何の映画だったか
思い出せないんだけど、
子どもたちが飛べるようになって
みんながいっしょに
窓から空へ上がっていきます。
（やっぱりピーターパンかな…？）
ペットのワンちゃんも
いっしょに上がっていくんだけど
途中で上昇がストップ。
あれ？
下を見ると
出てきた部屋から
ひもがつながってる。
え〜〜！
神さまに向かって
恵みのもっと高い世界へ上昇！
と思っているのに
なにか足が引っかかる気がする…
なんでだろう？
それは
もしかすると何か
放置している問題から
ひもがのびているのかも。
神さまがダビデに示したのは
前の王サウルの時代の問題。
えー、自分じゃないし？
でもダビデは
その問題をちゃんと整理しました。
もう過ぎたことだから。
昔のことだから。と言わず、
心に示されたことは
ちゃんとおわびするなり
離れるなりしてかたをつけること。
足に結びついているひもから
解き放たれて
神さまの恵みの世界に
もっともっと上って行きましょう。
いつの間に伸びたんだろう？
「成長させたのは神です。」
（Ⅰコリント3:6）
生まれた赤ちゃんは
日に日に大きくなって
1才になるころには歩き、
2才になるころにはしゃべり、
学校に入るころには
生まれたとき50センチくらいだった
身長が2倍の100センチは超える。
中学、高校になるころには
大人と同じくらいの背の高さになる。
そんなことはふつうであたり前。
でもよく考えたら
成長ってふしぎです。
どうして生まれたら当然大きくなるのか、
たぶんだれも知りません。
いつ伸びているのかも見えません。
それは全部神さまがしてくれていること。
ちゃんと食べてちゃんと寝ていれば
いつの間にかちゃんと大きくなる。
私たちの信仰も同じ。
ちゃんと聖書を読んでちゃんとお祈り。
日曜日には礼拝。
そうしていれば
信仰もちゃんと成長していきます。
いつ成長したのか自分ではわかりません。
でもしばらくたってふり返ると
ちゃんと成長している。
神さまがしてくれるのです。
成長すると大きくなるだけでなく
強くなる。体力がついて
病気にもかかりにくくなる。
できることもふえていく。
今日も神さまは私たちの信仰を
成長させてくれている。
自分の目には見えなくても
まかせておけば安心です。
的確なこっち
「神の愚かさは人よりも賢く、
神の弱さは
人よりも強いからです。」
（Ⅰコリント1:25）
巨大迷路。
チャレンジしたことありますか？
どうやら富士山あたりにも
あるらしいです。
右へ左へと曲がりくねる通路を
進んでは壁にぶち当たり
引きかえし、
別の道を選んで進み・・・
全体が見渡せないところが
おもしろさでもあり
むずかしさでもある。
ドローンで上から見渡せたら
きっと楽勝なんだけどね。
私たちの人生も
ちょっと巨大迷路のようなところが
あるかもしれません。
進んで行ってみたけどつき当たり。
分かれ道に来るたびに
めちゃくちゃ悩む。
そのうちに両側の壁が
覆いかぶさってくるような…。
それは私たちには
言ってみれば平面しか見えないから。
ドローンなら上空から
全体を見渡せるように、
神さまには上から全部が見えている。
だから的確に「こっち」
と教えられる。
私たちには「えー、ほんとにこっち？」
と思えてもぜったいまちがいなし。
だから神さまに聞きましょう。
ちゃんと聞けば
ちゃんと教えてくれます。