クリスチャンの北極星
「人間には、一度死ぬことと
死後にさばきを受けることが
定まっているように、キリストも…
ご自分を待ち望んでいる人々の
救いのために
現れてくださいます。」
(ヘブル9:27,28)
台湾から沖縄へ
丸木舟で海を渡る
チャレンジプロジェクトが
成功したそうです。
今のように人工衛星も
JPSもなかった時代、
人々は空の星を目当てに
自分が進んでいる方向を
確かめていました。
特に北極星は
いつもほぼ位置が変わらないから
確かな目当てになったんだそう。
目当てなくただやみくもに進めば、
同じところを堂々巡り
なんてことにもなりかねないから
自分がどっちの方向に進んでいるか
わかっているのはとても大切。
クリスチャンの北極星は
なんだろう。
それは、信じている人を完全に救うため、
イエスさまがもう一度来てくれること。
今私たちの人生は
上がったり下がったりする折れ線グラフ
みたいかもしれない。
でも、一か所だけ見ると
ガタンと下がることがあっても
それで落ち込んでしまわないように。
全体を見渡して
イエスさまに迎えてもらえる
というところに向かって
少しずつでも上がっていれば
だいじょうぶ。
私たちの北極星、
ちゃんと見えていますか?
喜んでできる方がずっといい
「これらの日の後に、
わたしが
イスラエルの家と結ぶ契約は
こうである。…
わたしは、わたしの律法を
彼らの思いの中に置き、
彼らの心にこれを書き記す。」
(ヘブル8:10)
同じルールを守るのでも、
自分のモチベーションによって
それをどう感じるかは
まったくちがってくる。
たとえば1日腹筋100回とか
ウォーキング1万歩とか。
そんなだらだらした生活じゃダメ。
体を動かさなきゃ。
とだれかに言われてやるとしたら、
取りかかるのもおっくうな
ノルマになりかねない。
正当な理由があってやらずにすめば
超ラッキー!
ってことになる。
でも、自分が
なんとかしなくちゃいけないと思って
自分から取り組むなら、
それはもはやノルマではなくなる。
神さまや信仰のことも同じ。
やらなくちゃいけないんだ
と思っているときは
束縛感、めんどくさい感が半端ない。
でも自分にとって神さまは
ほんとうに必要な方、
とわかると、
苦や義務ではなく、
喜んでできるようになる。
喜んでできる心は、
私たちのいちばんの幸せ。
同じことなら
いやいやじゃなく、
喜んでできる方がずっといい。
Always ready 時間外なし
「イエスは、いつも生きていて、
彼らのために
とりなしをしておられるので、
ご自分によって神に近づく人々を
完全に救うことがおできになります。」
(ヘブル7:25)
夜間救急。
利用したことありますか?
お医者さんや病院には
診療時間がある。
その時間が過ぎてしまうと
診てもらうことができません。
なのにそういう時に限って
子どもが熱を出したり。
けっこうあるあるだと思います。
いちばん診てほしいときに
診てもらえないのは
ほんと、困ってしまいます。
そんなとき、
夜間救急があるとほんとに助かる。
診てもらえると思うだけで
ホッとします。
イエスさまはいつも生きていて
とりなしてくれている。
だから、
イエスさまには時間外がありません。
今はお休み中だから
明日また来てね。
なんてことはぜったいにない。
困ったとき、
助けがほしいとき、
いつでも呼び求めることができます。
今ってだいじょうぶ?
って気にしなくていい。
Always ready。時間外がない。
ほんとにありがたくて
うれしいことです。
少しずつかみ砕けば味が出てくる
「固い食物は、
善と悪を見わける感覚を
経験によって訓練された
大人のものです。」
(ヘブル5:14)
よく噛んで食べる。
健康にとって
とっても効き目があることらしいです。
胃腸の働きをよくしたり、
脳に刺激を与えたり、
虫歯予防、食べすぎ予防にも効果的。
すぐに味を感じて食べやすい。
ハンバーグ、パスタ、カレー…
確かにおいしいけど、
そういうものばっかり食べてると、
かむ力が弱くなって、
体全体の力も弱まるんだって。
ちょっと意識して、
食べ応えがあるものも
めんどくさがらずに食べるようにすると
いいですね。
私たちの心や信仰も同じ。
やさしいことば。やわらかいことば。
うれしいことば。
考えなくてもわかることば。
それは聞きやすいけれど、
それだけでは力がつきません。
よく考え、お祈りして
そうか、ってわかること。
特に自分の好みとはちがうことも
少し時間をかけて
心の中でかみ砕いていくうちに
呑み込めるようになり、
やがて中から味わいもわかるようになる。
それは、
ちょっとかたいこと、つらいことで
すぐギブアップ、
ってならない力を与えてくれます。
その力は1日ではつかない。
だから日々の心がけが大切。
リード、切ってもらった?
「死の恐怖によって
一生涯奴隷としてつながれていた人々を
解放するためでした。」
(ヘブル2:15)
お散歩してるワンちゃん。
ひたすら前を向いて
ぐいぐい歩いてくワンちゃんもいるし、
あっちこっち寄り道しながら
歩いていくワンちゃんもいます。
好きに歩いているようで、
これ以上は飼い主さんから
離れられない距離がある。
なぜってリードでつながれているから。
私たち人間も
どんなに自由に好きにしてるように
見えても、
「最後には死ななきゃならない」
というリードでつながれている。
と聖書は言っています。
そのリードをにぎっているのは悪魔💦
ワンちゃんは、
飼い主さんがはずしてくれれば
リードから解放される。
でも、人間を死の恐怖というリードで
しばっている悪魔は、
はずしてくれる気まったくなし。
どころか、ぜったい自由にはさせない。
と固くにぎりしめています。
私たちが自分の力で
そのリードから自由になることは
ぜったいにできません。
それを断ち切ってくれるのは
イエスさまだけ。
だから私たちには
イエスさまがぜったいに必要です。