それは逆のパクリでは?
「この人に神のわざが
現れるためです。」
(ヨハネ9:3)
“パクリ”
人が作った作品や考えなどを
自分のものみたいにして
発表すること。盗作。
だれが作ったのか。
考えたのか。
作品を発表するときにはそこんとこ
はっきりさせることがとても大事。
もしどうしても使いたいなら、
もともと作った人、考えた人に
ちゃんとことわって許可をもらう。
パクリがばれれば、
訴えられる可能性もあるからね。
神のわざをあらわすために
がんばらなくちゃいけない。
こんなふうに思う人がけっこういます。
だけど、
神のわざは“神さまの”わざ。
神さまがするから神のわざ。
人がしたことだったらそれは人のわざで、
神のわざではありません。
自分が何かをがんばって、
それを神さまのわざと言ったとしたら、
逆のパクリになっちゃうかも。
それが偽物だってことは、
すぐにばれるだろうしね。
神のわざは、
神さまにしてもらうしかありません。
そして神さまは、
言われたことに従ってゆだねれば、
喜んでしてくれるお方です。
ほんとのことをほんとと言える
「あなたがたは真理を知り、
真理はあなたがたを自由にします。」
(ヨハネ8:32)
うそはだれでもきらい。
でも、ほんとならいいかというと、
そうとは限らないから、
人の心ってふしぎ。
ほんとのことは喜ばれるどころか、
人を怒らせることもよくある。
なぜなのか?
それは、その人が
それがほんとだってことを
認めたくないからでしょう。
だけど、そんなふうに
ほんとのことを認めないでいることは
とても不自然で不自由なこと。
ほんとのことをほんとと言えると
とっても自由になります。
神さまがいることは
はっきりした事実=ほんとのことです。
そして神さまが言っていることが
真理=ほんとのことなのです。
「そんなのいない!」
「そんなこと認めない!」
と言い張り続けようとすると、
ものすごい無理が生まれる。
それをやめればとても楽になる。
「真理が自由にしてくれる」
の一面だと思います。
終了ホイッスルが鳴る前に
「わたしたちは、
わたしを遣わされた方のわざを
昼のうちに
行わなければなりません。
だれも働くことができない
夜が来ます。」
(ヨハネ9:4)
いろんなスポーツがある中、
試合時間を決めて決着をつけるのは
サッカー、バスケット、ラグビー、
それからホッケーなど。
ゴールが目の前まで攻めていても、
終了のホイッスルが鳴ったら
そこですべて終了。
その後に何点入れたとしても
カウントされません。
いつだっていいような気が
しちゃうかもしれないけど、
神さまのこと、
自分の信仰のことを考えて整えるにも
制限時間があるんだよ。
と聖書は言っています。
ちゃんと考えるって面倒だから、
今は取りあえず放置。いつかね。
と私たちは思いがち。
だけどやがてタイムアップの時が来る。
「今やるからちょっと待って!」
とどんなに言っても
間に合わない時が来る。
イエスさまはそう言いました。
それは、おどかしじゃありません。
いきなりで知らなかった
ということがないように、
前もって教えてくれているのです。
だから今のうちに
お祈りすべきことはお祈りし、
解決すべきことは解決しておく。
そうすれば
何の心配もいりません。
べきべき言っている人が忘れていること
「わたしもあなたに
さばきを下さない。」
(ヨハネ8:11)
すべての人がとっても得意なこと。
教えてもらわなくても
練習しなくてもりっぱにできること。
それは、あそこがおかしいよね、
って人の批判をすることです。
あんなことするなんて、
あんなこと言うなんて、どうなの。
そういうときはこうするべきでしょ。
ああ言うべきでしょ・・・
だけど、
いかにもわかったような顔で
べきべきと言っている人は
ほぼ忘れている。
それは、
自分はぜったいそんなことしないと
言い切れる人はいない。
自分なら必ずべきと思うようにできる
と言い切れる人もいない。
ってこと。
自分だって同じかもしれないのに、
なぜ人のことを言うんですか?
イエスさまはそう問いかけました。
他人のことを言える資格など
実はだれも持っていないのです。
それを言える資格があるのは
罪のないイエスさまだけ。
そのイエスさまが
わたしもあなたをさばかない。
と言いました。
さばかないでゆるしてあげる。
だからあなたたちも
もう人のことをさばくのはやめて、
ゆるし合いなさい。
そう言っているのです。
「今でしょ」を決める人
「わたしの時は
まだ来ていません。」
(ヨハネ7:6)
「いつやる? 今でしょ」
このフレーズがブレイクして
もう6年だそうです。
でも今だにけっこう生きている。
それだけ、
「やらなきゃと思ってるけど
ついついグズグズしちゃう」が
身に覚えがある人が多いのかもね。
いつやるか。
これは最終的に成功するか失敗するかを
決めると言ってもいいくらい
重要ポイント。
グズグズしちゃだめ。
でも早ければいいってもんでもない。
じゃあいつなのか?
「わたしの時はまだ来ていない」
イエスさまは
何度もそう言いました。
正しい時刻表を持っているのは神さま
と知っていたのです。
「今でしょ」をだれが決めるか。
それが大事。
それを自分じゃなく、だれかじゃなく、
神さまにする。
神さまの時刻表は正しいだけじゃない。
びっくりするような
愛と配慮に満ちている。
だから神さまが「今だよ」
と言ったときがベストタイミング。
ぜったいに
まちがいはありません。