ちゃんとあっても見えなかったもの

「あなたがたは今、
これをどう見ているのか。
あなたがたの目には、
まるで無いに等しいのではないか。
しかし今、ゼルバベルよ、強くあれ。
…恐れるな。」
(ハガイ2:35
 
 
 
今年ももうすぐ夏。
夏と言えば、旅行やキャンプ。
花火、みんなでBBQ・・・
 
 
 
のはずが、
今年はちょっとちがいそう。
「今はやめておこう」ムードは
まだ続きそうです。
 
 
 
あれはちょっとね。
これもちょっとね。となると、
やめなくちゃいけないこと、
できなくなったことの方に
私たちの心はむきがち。
 
 
 
でもこういう時じゃなければ
わからないこと
こういう時だからこそ
見えてくることが
あるんじゃないでしょうか。
 
 
 
満天の星やホタルの光は
明るい昼間には見えません。
でも暗さが深いほど、
どんなにきれいかはっきりわかります。
 
 
 
あたり前に何でも手にできた
昼間のような時には、
ほんとうはそこにちゃんとあるのに、
神さまがいっしょにいてくれることや
神さまが助けてくれていることも
その明るさで
かき消されてしまっていたかも。
 
 
 
でもそれができなくなって、
あたり前があたり前じゃなくなって、
ほんとはあったんだね。
ってはっきりわかる。
 
 
 
それは暗くなければわからない、
暗いからこそわかる恵みです。
なくなったものじゃなく、
そこにあるものに
心の目をこらしてみましょう。
 
 
 
恵みはいつでも
ちゃんとあるんですから。
神さまはいつでもそこに
ちゃんといてくれるんですから。
 
 
 
今週もちゃんとそこにいてくれます。

ぜったい間に合うから待ってて

「もし遅くなっても、
それを待て。必ず来る。
遅れることはない。」
(ハバクク2:3
 
 
 
あ~~ヤバい、ヤバい!
ピンチ、ピンチ!!
もうだめ!!!
 
 
 
というところに
さっそうと現れる仮面ライダー
ウルトラマン、〇〇レンジャー
ジャムおじさん、・・・
 
 
 
正義の味方は
ギリギリのところで必ず登場して
助けてくれます。
間に合わないことは
ぜったいにありません。
 
 
 
そんなこと、
テレビだからでしょ。
現実はそうじゃないから、
せめてテレビでスッキリするんでしょ?
 
 
 
確かに
そうじゃないように見えることが
私たちのまわりには
たくさんありますね。
 
 
 
でも神さまは言いました。
わたしは必ず行くよ。
間に合わないことはぜったいない。
だから、
遅いように見えるかもしれないけど
待ってて。
 
 
 
神さまを信じ続けて
最後やっぱりだめだった。
信じなければよかった。
ということは決してありません。
 
 
 
必ず信じててよかった。
と心から言えるように
してくれます。
 
 
 
神さまは必ず間に合ってくれる方。
だから今日も信じて
1日歩みましょう。

受け入れ準備はばっちり完ぺき

「主はいつくしみ深く、
苦難の日の砦。
ご自分に身を避ける者を
知っていてくださる。」
(ナホム1:7
 
 
 
コロナウィルス感染の第一波で
いちばん問題になったのは
医療崩壊が起きるんじゃないか
ということでした。
 
 
 
病気にかかっても、
必ず診てもらえる、
万一の場合は人工呼吸器もちゃんとある
とわかっていれば
もちろんかかりたくはないけど
ある意味安心です。
 
 
 
でも、受け入れてもらえるところが
ないかもしれない。
となったらどうでしょう。
とっても困ります。
心配度も急上昇です。
 
 
 
神さまは
私たちの苦難の日の砦。
苦難にあったときに、
いつでも逃げ込める場所。
 
 
 
コロナウィルスにかかっていると
わかると、
受診を拒否される
というような話も聞くけれど、
この砦に助けを求めて
受け入れ拒否されることは
けっしてありません。
 
 
 
しかも身を避けようとする私たちを
知っていてくれる。
私たちがどうなっちゃってるかを
一から説明しなくても
ちゃんとわかっててくれます。
 
 
 
それは設備が整ってる病院に
カルテがある。
みたいな感じでしょうか。
 
 
 
もちろん仕方なく受け入れるんじゃなく、
どっちかと言えば、
神さまの方から呼んでいる。
「早く! こっち!」って。
 
 
 
今日も受け入れ準備は
ばっちり完ぺきに整っています。
いつでも逃げ込むことができます。
安心して過ごせます。

やろうと思えばできる今がとっても大切

「おまえがいつも仕えている神が、
おまえをお救いになるように。」
(ダニエル6:16
 
 
 
大雨とか大地震とか、
大災害が起きたとき、
ものを言うのが普段の心がけや準備。
それが生死を分けることもある
とよく言われています。
 
 
 
東日本大震災のときも、
いつも訓練していた小学生のおかげで
津波から助かった家族がいる
と聞きました。
 
 
 
今は梅雨の季節。
そしてこれからやってくる台風の季節。
その時になってから考えたんじゃ
間に合わない。
だから
自分はだいじょうぶと思わないで
できることはしておくことが大事。
 
 
 
クリスチャン生活も同じです。
大きな問題が来て
その時になってから、
どうしよう、と考えたのでは
間に合わないかもしれない。
 
 
 
その時こそ神さまが必要なのに、
どうしていいかわからない
ということになりかねません。
 
 
 
ライオンの穴に投げ込まれることに
なってしまったダニエルを
救ってくれたのは、
“いつも仕えている神さまでした。
 
 
 
それが異教徒の王さまにも
はっきりわかっていたということが、
ほんとにすばらしい。
 
 
 
いつもお祈りしている。
いつもみことばを読んで心に蓄えている。
そのいつも
いざという時に助けてくれるのです。
 
 
 
あなたの神さまは
“いつも信じて仕えている
神さまですか?
 
 
 
やろうと思えばできる今が
とっても大切。
今日もいつもの1日として、
神さまといっしょに歩みましょう。

それは今日じゃない、とはだれも言えない

「御子を持つ者は
いのちを持っており、
神の御子を持たない者は
いのちを持っていません。」
(Ⅰヨハネ5:12
 
 
 
“杉原千畝という名前を
知っていますか?
 
 
 
第二次大戦中のリトアニアで
ナチスの迫害を逃れてきたユダヤ人に
日本政府の命令に背いて
ビザを出し、
6000人もの命を救った
と言われています。
 
 
 
杉原さんが出したビザは
“いのちのビザと呼ばれましたが、
私たちが
イエスさまの十字架を信じる信仰は、
まさにこのいのちのビザ
 
 
 
これを持っている人だけが、
体が死んだ後も
天国で生き続けることができるからです。
 
 
 
持っていない人は
死んで消えて終わり。ではありません。
赦してもらわなかった罪といっしょに
永遠に罰を受け続ける。
と聖書は言っています。
だからこのビザがなかったら
それこそ大変。
 
 
 
杉原さんにビザをもらえたユダヤ人は
どんなにホッとしたでしょう。
どんなにありがたかったでしょう。
 
 
 
イエスさまの十字架を信じて
罪が赦されているということは、
そのビザ以上に価値があって
ほんとにものすごいことなのです。
 
 
 
ビザは、せっかく出してもらっても、
国境を越えるときに
見せることができなければ
意味がありませんね。
 
 
 
私たちが天国の入り口に立った時に
ちゃんと見せられるように
持っているかどうか
今、確かめましょう。
 
 
 
自分が天国の入り口に立つのが
いつなのか、
だれも知らないんですから。
それは今日じゃない、
とはだれも言えないんですから。