「弁慶の泣き所」
「それで、
ついにサムソンは、
自分の心をみな彼女に
明かして言った。」
《士師記16:17》
足のすねのことを
「弁慶の泣き所」と言います。
すねには筋肉や
脂肪がつきにくく、
骨と皮膚の間に
神経が通っているので、
ちょっとぶつけただけでも
かなり痛みます。
あの屈強な弁慶でさえ、
うずくまって
痛みをこらえたことから
そのように表現されるそうです。
どんなに強い人にも弱点、
欠点があります。
サムソンにとって、
それは女性でした。
悪魔は、
絶えず私たちの弱い所を
攻めてきます。
力づくで倒そうと
するだけでなく
その弱い所に、
優しい声で誘惑を
仕掛けてくるのです。
悪魔の前、
私たちは一溜りもありません。
ですから、
毎日、
お祈りをもって
一日を始めることは大切です。
「我らを試みに会わせず、
悪より救い出したまえ!」
時間がなくても、
主の祈りを祈って
一日を始めてみてください。
『ジョン』