「見ること」
「次のような主のことばが私にあった。
『エレミヤ。あなたは何を見ているのか。』」
(エレミヤ1:11)
人は見ているものに最も影響されるそうです。
目から入ってくる情報が一番多いからでしょう。
私たちが、
一番たくさん見ているものは何でしょうか。
また、
何を毎日見続けているでしょうか。
悪いものだったり、
意味のないものを見ていると
いつのまにか引き込まれてしまうかもしれません。
本当に価値のあるもの
(イエスさまや聖書のことば)を
見続けるようにしましょう。
(than)
「「デボ-ション」って聞いたことありますか?」
私たちはオギャーと生れてもそのままでは大きく育ちませんね。
それは毎日お母さんから栄養をもらっているからです。
それと同じように私たちも、
イエス様信じて新しく生まれても、
そのままでは成長できません。
デボーションによる毎日の栄養が必要です。
デボーションとは、
神様からの御言葉の栄養と私たちから神様へのお祈りです。
朝毎に聖書を読みましょう。
短い御言葉を心に蓄えた一日と
そうでない一日は信仰の成長と心の平安に
大きな違いを与えます。
植物も一日では成長しているのかは分かりませんが、
一ヶ月すると大きく育っていることに驚かされます。
「私はあなたのみことばを見つけ出し、
それを食べました。」
(ヨップ)
暗黒が深まる中でも
「わたし自身、あなたがたのために
立てている計画をよく知っている…
それはわざわいではなく
平安を与える計画であり、
あなたがたに将来と希望を
与えるためのものだ。」
(エレミヤ29:11)
日本中が楽しみにしていたけど
延期になった東京オリンピック。
来年は必ず開催!と
政府も委員会も言っているけれど、
ほんとうにできるかどうかは
まだわからないのかなーと思います。
これを目ざしてきた選手の皆さんは
ベストコンディションの持って行き方、
モチベーションのキープなど、
ほんとうに大変なんじゃないかなと思います。
これがある!
とはっきりわかっていることは、
私たちががんばることができるために
とても大きな力になる。
クリスチャンの私たちにとってその希望は
やがて必ず御国に迎え入れて
信仰と労に報いをもらうことができる
という神さまの約束。
ただしそれは、
だから何の苦労も困難もない、
という意味ではありません。
このみことばが
イスラエルの人たちに与えられたのは、
まだこれから国が滅びて
バビロンに連れて行かれるというとき。
見えるところは将来や希望どころか
ますます暗黒が深くなる
というときでした。
私たちの世界も光というよりは
暗闇の方が強まっている感じがします。
でも神さまは平安と将来と希望の約束を
くれています。
だからこの約束をしっかり握って、
今日も与えられている場所ではげみましょう。
アプリがないとできないのと同じ
「わたしは、わたしの律法を
彼らのただ中に置き、
彼らの心にこれを書き記す。」
(エレミヤ31:33)
この前、パソコンで作ったデータを
タブレットで見ようとしたら、
「開けません」というメッセージが
出てしまいました。
見ようとしたデータはPDFだったのに、
PDFを読めるアプリを
インストールしていなかったのです😅
ちょっとあわてたけど、
大急ぎでアプリをインストールして、
無事に開くことができました。
どんなすばらしいデータも、
読めるアプリがあって初めて使える。
アプリがなければ何度やってみても
「開けない」と言われてしまうだけ。
私たちが自力でがんばって
みことばに書いてあるような
神さまの愛に生きようとするのは、
アプリがないのに
データを見ようとするようなものかな
と思います。
みことばに書いてあるように生きるには、
それができる心が必要。
でも私たちの生まれつきの心には、
それがありません。
そのままだといくらがんばっても
何度やってもうまくいかない。
だからがっかりの連続になり、
やがてはもういいや!
なんてことになってしまうかもしれません。
アプリをインストールするように、
まず神さまに
私たちの心をみことばに生きられる心に
変えてもらうことが大事です。
神さまだけがその力を持っています。
そして神さまは
願うなら必ずそうしてくださるのです。
今日もきのうと同じに朝が来たみたいに
「もしもあなたがたが、
昼と結んだわたしの契約を
破ることができ、…
昼と夜が、定まった時に来ないように
することができるのであれば…。」
(エレミヤ33:20)
コロナのせいもあるのでしょうが、
今年は今までに増して
時間が早く過ぎる感じがします。
早いというより、もはや
ヒュン!って飛び去るっていう感じ?
それでも、1日が24時間というのは
実感としては信じられないけど
時がゆっくり流れていた昔と同じなんですね。
飛び去るように感じてしまうのは、
生活や社会、
そこで過ごしている私たちの
心持ちが変わったということなんでしょう。
でも、どう感じても時間の流れは変わらない。
ということは、よく考えてみると
とてもありがたいことだと思います。
1時間の長さがその日によってちがう。
その人によってちがう。
となったら何も決められないし、
予定も計画も立てられない。
24時間しかないことが
うらめしいこともあるけれど、
それを変える力はだれにもないから、
ある意味安心して生活することができます。
昼が来たらその後は夜が来る。
そしてまた朝が来る。
それはだれにも平等で
この世界が続くかぎり変わらない。
それは神さまがそう決めたから。
今日もきのうと同じに朝が来た。
それと同じくらい
わたしの約束がそのとおりになるのは、
確かなことなんだよ。
と神さまが言っているのが今日のみことば。
どれだけ確かなことか、
よくわかりますね。
だから今週も安心してはげみましょう。
「選ぶ時のヒント!」
「見よ。
全地はあなたの前に広がっている。
あなたが行くのによいと思う、
気に入った所へ行きなさい。」
エレミヤ40:4
今日のみことばは、
エレミヤが「自由に選んでいいよ」
と言われたみことばです。
エレミヤはどんな選択をしたと思いますか。
彼は自分にとって得なこと、
都合のよいことを選んだのではなく、
神さまが喜ばれることを選びました。
それは辛い選択でした。
でも目先の選択でなく、
すべてをご支配なさる神さまを信じての選択だったのです。
同じ事を言われた人がいます。
それはアブラハムの甥ロトです。
彼はおじさんのアブラハムを押しのけて
自分の特になることを選んで、
すべてを失いました。
「人は、
たとい全世界を手に入れても、
まことのいのちを損じたら、
何得がありましょう。」
(マタイ16:26)
神さまの喜ばれる選択ができますように!
子基 頼喜